女性が歌うとかっこいい男性の曲20選!ボイトレ講師が教える選曲と歌い方のコツ

女性が歌うとかっこいい男性の曲20選!ボイトレ講師が教える選曲と歌い方のコツ
女性が歌うとかっこいい男性の曲20選!ボイトレ講師が教える選曲と歌い方のコツ
カラオケ攻略と点数アップ

カラオケやライブで「女性が歌うとかっこいい男性の曲」を探している方は多いのではないでしょうか。男性アーティストの楽曲には、女性曲にはない力強さや独特のメロディラインがあり、あえて女性が歌うことで生まれる「ギャップ」が聴き手を惹きつける大きな魅力になります。

しかし、男性の曲をそのまま歌おうとすると、キーが低すぎて声が出なかったり、逆に高音部分が苦しくなったりすることもあります。そこで今回は、ボイストレーニングの視点から、女性が歌うことで魅力が倍増する楽曲の選び方や、かっこよく歌いこなすためのテクニックを詳しくご紹介します。

選曲のポイントを押さえるだけで、あなたの歌声はより一層輝きを増します。自分にぴったりの一曲を見つけて、周囲を驚かせるようなパフォーマンスを目指しましょう。この記事が、あなたの新しいレパートリー探しのヒントになれば幸いです。

女性が歌うとかっこいい男性の曲を選ぶメリットと魅力

男性の曲を女性が歌うことには、単なるカバー以上のメリットがたくさんあります。まずは、なぜ「女性による男性曲」が魅力的に聞こえるのか、その理由を深く掘り下げてみましょう。

「ギャップ萌え」で聴き手の心をつかむ演出効果

女性が男性の曲を歌う最大の魅力は、なんといってもその意外性にあります。男性アーティスト特有の力強い歌詞や、骨太なロックナンバーを女性が凛とした声で歌い上げる姿は、聴いている人に新鮮な驚きを与えます。

特に、歌詞の内容が少し強気なものや、男らしい決意を歌った曲などは、女性が歌うことで「凛としたかっこよさ」が際立ちます。普段の可愛らしい印象とは違う、クールな一面を見せたいときに、男性曲は非常に有効なツールとなります。

また、男性特有の切ない失恋ソングを女性が歌うと、原曲とは違った視点での感情移入が生まれ、よりドラマチックに響くことがあります。こうした演出効果は、自身のアーティストイメージを広げることにもつながります。

低音の響きを活かしてミステリアスな雰囲気を出す

多くの女性は高音域に注目しがちですが、実は女性の「低音」には独特の美しさがあります。男性曲は女性曲よりも低い音域がメインになることが多いため、自然と自分の声の低い部分を活かすことになります。

女性が低い音を丁寧に響かせると、どこかミステリアスで、深みのある大人っぽい雰囲気が漂います。これは高音メインの曲ではなかなか出せない魅力です。ボイトレにおいても、低音を鍛えることは全体の声の安定感につながるため、非常に良い練習になります。

チェストボイス(地声の響き)をしっかり使い、胸に響かせるように歌うことで、ハスキーでクールなニュアンスをプラスできます。この響きこそが、男性曲をかっこよく聴かせるための大きなポイントです。

表現の幅が広がり歌唱力がアップする

男性曲に挑戦することは、歌唱技術の向上にも直結します。男性アーティストは、女性とは異なる息の使い方や、独特のリズム感を持っていることが多いからです。それらをコピーしようとすることで、自分の中に新しい表現の引き出しが増えていきます。

例えば、ロックバンドのボーカルが見せるような「がなり」や「エッジボイス(ガラガラとした声の成分)」は、女性の楽曲ではあまり使われないテクニックです。これらを習得することで、声のバリエーションが飛躍的に豊かになります。

また、音域の広い男性曲(最近のJ-POPに多いタイプ)を歌いこなす練習をすれば、ミックスボイス(地声と裏声の中間の声)の習得も早まります。難しい曲に挑戦する過程で、基礎的な発声能力が底上げされていくのです。

【ジャンル別】女性におすすめのかっこいい男性曲リスト

具体的にどのような曲が女性に似合うのでしょうか。ここでは、女性が歌うことで特にかっこよさが際立つ楽曲をジャンル別に紹介します。あなたの声質や好みに合うものを見つけてみてください。

疾走感あふれるロック・バンド曲

ロックナンバーは、女性の力強い歌声を披露するのに最適です。特に「BUMP OF CHICKEN」や「ASIAN KUNG-FU GENERATION」などの楽曲は、ストレートなメロディが多く、女性でも比較的歌いやすいのが特徴です。

おすすめの楽曲例:

・天体観測 / BUMP OF CHICKEN

・リライト / ASIAN KUNG-FU GENERATION

・怪獣の花唄 / Vaundy

Vaundyの「怪獣の花唄」は、サビの盛り上がりが非常に心地よく、女性の張りのある声で歌うと非常に爽快感が出ます。ロック系の曲を歌うときは、少し前傾姿勢でリズムに乗り、言葉を「叩く」ように発音すると、よりかっこよさが増します。

ギターの音に負けないよう、腹式呼吸を意識して芯のある声を出しましょう。歌詞の語尾を短く切り、スピード感を意識することが、バンド曲を成功させるコツです。

都会的でクールなシティポップ・R&B

おしゃれで洗練された印象を与えたいなら、シティポップやR&Bテイストの男性曲がおすすめです。最近では「藤井 風」や「King Gnu」などの楽曲が、その複雑なコード進行とメロディで人気を集めています。

King Gnuの「白日」などは難易度が高いですが、女性の音域であれば、原曲のハイトーン部分も裏声を使って美しく表現できるはずです。こうした楽曲は、少し脱力したような「気だるさ」を混ぜて歌うと、大人の余裕が感じられてかっこいいです。

リズムの裏拍を意識し、少し遅れて入るようなニュアンスを加えることで、グルーヴ(ノリ)が生まれます。正確に歌うことよりも、雰囲気や空気感を大切にしてみてください。

心を揺さぶるエモーショナルなバラード

男性のバラードを女性が歌うと、原曲よりも繊細さが強調され、聴き手の涙を誘うような感動的な一曲になります。「Official髭男dism」や「Mrs. GREEN APPLE」などの高音を得意とするアーティストの曲は、女性にとって非常に歌いやすい音域であることが多いです。

特に「Pretender」などは、切ない歌詞の世界観が女性の声とマッチしやすく、カラオケでも定番の人気曲となっています。バラードを歌う際は、サビに向けて徐々に声を大きくしていくダイナミクス(強弱)を意識しましょう。

言葉一つひとつを丁寧に置きに行くように歌い、息の成分を多めにした「ウィスパーボイス」を混ぜると、より情感豊かな表現になります。男性曲だからこそ、女性らしい繊細なアプローチが光るのです。

女性が男性の曲をかっこよく歌いこなすためのボイトレ術

男性の曲をただなぞるだけでは、少し物足りない印象になってしまうこともあります。ここでは、よりプロフェッショナルで「かっこいい」仕上がりにするための具体的な練習方法を解説します。

キー設定(移調)の黄金ルール

男性の曲を歌う際、最も重要なのが「キー設定」です。原曲のキーで無理に歌おうとすると、低い音が出ずにスカスカになったり、盛り上がりのサビが低すぎて迫力不足になったりします。これを防ぐためには、楽器やカラオケのキー変更機能を正しく使う必要があります。

一般的に、男性の曲を女性が歌う場合は、「+3〜+5」程度キーを上げるのが基本です。こうすることで、男性が地声で踏ん張って出している高い音が、女性にとって最も輝く音域にシフトします。

また、思い切って「−4〜−6」くらいまでキーを下げて、1オクターブ上で歌うという手法もあります。自分の声が一番スムーズに出るポイントを、ボイトレの際に見つけておくことが大切です。キー選びは、その曲の「一番高い音」が無理なく出せるかどうかを基準にしましょう。

チェストボイス(地声)の厚みを出す方法

男性曲をかっこよく聴かせるには、弱々しい声ではなく、芯の通った「厚みのある声」が必要です。これには「チェストボイス(胸に響かせる地声)」の習得が欠かせません。女性は元々喉の位置が高くなりやすく、声が細くなりがちなので注意が必要です。

厚みを出すコツは、喉の奥を広げて、あくびをする時のようにリラックスさせることです。その状態で、胸のあたりにバイブレーションを感じるように意識しながら低音を出してみましょう。指で鎖骨のあたりを触り、振動が伝わってくれば成功です。

このチェストボイスが安定すると、男性曲特有の渋みや力強さを表現できるようになります。高音部分であっても、この胸の響きを少し残すように意識すると、細い声にならずにパワーを維持できます。

男性特有の「エッジボイス」や「しゃくり」を取り入れる

テクニック面では、男性アーティストがよく使う装飾音を取り入れると、ぐっと「それっぽく」なります。代表的なのが「エッジボイス」です。歌い出しや語尾で「あ゛っ」というような、ブツブツとしたノイズを混ぜる手法です。

これは声帯を軽く閉じた状態で息を通すことで鳴る音で、ロックやソウルフルな楽曲で非常によく使われます。これを一箇所入れるだけで、歌声にワイルドなニュアンスが加わります。

また、低い音から本来の音へ滑り込ませる「しゃくり」も、男性曲では多用されます。ただし、やりすぎると演歌のような印象になってしまうため、曲の雰囲気に合わせて使い分けるのがポイントです。原曲をよく聴き込んで、どこでこうしたテクニックが使われているか分析してみましょう。

ボイトレメモ:エッジボイスの練習法

リラックスした状態で、呪怨の「あ、あ、あ…」というような低い声を出す練習をしてみてください。これを歌のフレーズの冒頭にほんの少し混ぜるだけで、表現力が格段に上がります。喉を締めすぎないように注意しましょう。

カラオケやライブで失敗しないための選曲の注意点

「かっこいいから」という理由だけで曲を選んでしまうと、いざ本番で苦戦することもあります。自分に合った一曲を確実に選ぶためのチェックポイントを確認しておきましょう。

音域(レンジ)が自分に合っているか確認する

自分の声が一番きれいに響く「おいしい音域」を知ることは、歌の上達において非常に重要です。男性曲の中には、非常に広い音域を求められるものがあります。例えば、Aメロが極端に低く、サビが急激に高くなるような曲です。

こうした曲を女性が歌うと、キーを上げればサビが高すぎて出なくなり、キーを下げればAメロが低すぎて聞こえなくなる、というジレンマに陥ります。そのため、選曲の段階で、曲の最低音と最高音の差が、自分の出せる範囲に収まっているかを確認してください。

最近のJ-POPは音域が広い曲が増えていますが、最初は比較的音域が狭く、一定のトーンで歌える曲から始めるのが無難です。ボイトレで音域を広げるトレーニングをしつつ、今の実力で100%の力を出せる曲を選びましょう。

歌詞の世界観に共感できるか

歌はテクニックだけでなく、心のこもり方も重要です。男性アーティストの歌詞には、「僕」「俺」といった一人称や、男性特有の視点での恋愛観・人生観が描かれています。これに対して、自分がどれだけ違和感なく感情を乗せられるかが鍵となります。

あえて「僕」という言葉をそのまま使い、中性的な魅力で歌うのも一つのスタイルです。一方で、歌詞のメッセージが自分とかけ離れすぎていると、歌声がうわついて聞こえてしまうことがあります。

歌詞を音読してみて、言葉が自分の口に馴染むかどうかを試してみてください。自分がその歌の主人公になりきれる曲を選ぶことで、表現の深みが全く変わってきます。ストーリーを理解し、自分の経験と重ね合わせられる部分を探してみましょう。

伴奏(オケ)と自分の声質の相性を考える

意外と見落としがちなのが、伴奏の楽器構成と自分の声質のバランスです。重低音が響くハードなロックの伴奏に対して、非常に細くて澄んだ声の女性が歌うと、声が伴奏に埋もれてしまうことがあります。

逆に、アコースティックで静かな曲に、声量のありすぎるパワフルな声で挑むと、曲の雰囲気を壊してしまうこともあります。自分の声が「楽器の一部」としてどう響くかを想像してみてください。

例えば、ハスキーな声の人はブルース調の曲や落ち着いたロック、透明感のある声の人はピアノメインのバラードなどが合いやすいです。自分の声の個性を殺さず、むしろ引き立ててくれるバックトラックを持つ曲を探すのが、賢い選曲のコツです。

さらにレベルアップ!歌唱力を引き立てるテクニック

曲が決まり、基本の発声ができるようになったら、さらに上のステップを目指しましょう。ここでは、聴き手を惹きつけて離さないための「聴かせる」テクニックを紹介します。

リズムの取り方を工夫して「ノリ」を出す

かっこよさの正体は、実は音程よりも「リズム」にあることが多いです。特に男性曲は、ドラムやベースのリズムを意識したタイトな歌い方が求められます。メロディを線で捉えるのではなく、点(打点)で捉える意識を持ってみましょう。

具体的には、子音(k, s, t, pなど)を少し強めに発音することで、リズムがはっきりします。例えば「たたかう」という歌詞なら、「T」の音を意識して弾くように歌うのです。これだけで、一気にロックやポップスらしいドライブ感が生まれます。

また、体全体でリズムを取ることも大切です。棒立ちで歌うのではなく、膝で軽くリズムを刻んだり、重心を少し前後に動かしたりすることで、声にも自然と躍動感が加わります。リズムが安定すると、聴いている側も自然と体が動くようになります。

強弱(ダイナミクス)をつけて物語性を生む

最初から最後まで全力で歌ってしまうと、聴き手は疲れてしまいます。一曲の中で、どこが一番盛り上がる場所(クライマックス)なのかを見極め、そこに向けてエネルギーをコントロールするのがプロの技です。

Aメロは、誰かに語りかけるように優しく、あるいは少し冷めたように静かに始めましょう。Bメロで徐々に熱を帯びさせ、サビで一気に感情を爆発させるという「山なり」の構成を意識すると、曲にストーリーが生まれます。

ダイナミクスをつけるコツは、息の量を調整することです。小さな声で歌う時も、しっかりとした支え(腹式呼吸)を持っていないと音が揺れてしまいます。「小さな声ほど、たっぷりの息の支えで丁寧に歌う」ことを心がけてみてください。

滑舌と子音の強調で言葉を届ける

男性曲を歌う際、言葉がこもってしまうと、せっかくのかっこいい歌詞が伝わりません。特にテンポの速い曲や、言葉数が詰まっている曲では、滑舌が命になります。口の形を意識して、一音一音をはっきりと発音する練習を行いましょう。

日本語は母音(a, i, u, e, o)が強い言語ですが、かっこよく聴かせるには子音の処理を工夫するのがポイントです。英語の歌を聴いているようなイメージで、子音を鋭く出すと、都会的でモダンな響きになります。

また、語尾の処理にも気を配りましょう。音を伸ばすのか、短く切るのか、あるいはビブラートをかけるのか。こうした細かなニュアンスの積み重ねが、歌全体の完成度を大きく左右します。鏡の前で自分の口の動きをチェックしながら練習するのも効果的です。

練習の際は、自分の歌声を録音して聴き返す習慣をつけましょう。自分ではできているつもりでも、客観的に聴くとリズムがずれていたり、発音が曖昧だったりすることに気づけます。この「気づき」こそが、上達への最短距離です。

女性が歌うとかっこいい男性の曲で自分らしい魅力を引き出そう

まとめ
まとめ

女性が男性の曲に挑戦することは、新しい自分を発見するための素晴らしいステップです。男性曲ならではの力強さ、低音の深み、そして独特のリズム感を取り入れることで、あなたの歌の表現力はより多層的で魅力的なものになるはずです。

今回ご紹介した選曲のコツや、キー設定、発声テクニックを参考に、まずは一曲、心から「歌いたい!」と思える曲を選んでみてください。「+3〜+5」のキー設定を試しながら、自分の声が一番輝く場所を探すことから始めましょう。基礎となるチェストボイスを鍛え、エッジボイスなどの装飾を少しずつ加えることで、プロのような仕上がりに近づけます。

ボイトレを通じて自分の声と向き合い、男性曲という新しい領域を攻略していく過程は、非常に楽しいものです。自分にしか出せない「女性による男性曲」の正解を追求してみてください。堂々と、そしてクールに歌い上げるあなたの姿は、きっと多くの人を魅了することでしょう。日々の練習を積み重ねて、最高のパフォーマンスを手に入れてください。

タイトルとURLをコピーしました